「対数」は高校数学IIで学ぶ単元ですが、「なんのために使うのか」がわからないまま暗記している人が多い。
実は対数は投資リターンの計算・金融データの分析・情報処理の計算量評価など、多くの場面で使われています。
この記事で学べること:
- 対数(log)の意味とその直感的な理解
- 投資リターンを対数で表す理由
- 自然対数と連続複利の関係
本記事は、株式会社数強塾代表・藤原進之介が監修しています。
対数の定義——「何乗すれば良いか」を求める
対数とは「ある数を何乗すれば目標の数になるか」を求める操作です。
定義:log_a(b) = x ←→ a^x = b
例:log₁₀(1000) = 3 ← なぜなら 10³ = 1000
「10を何乗すれば1000になるか?」→「3乗」という答えが log₁₀(1000) = 3 です。
投資リターンと対数リターン
【対数リターンとは何か(仮の説明)】
通常のリターン(単純リターン):価格がP₀からP₁に変化した場合
単純リターン = (P₁ – P₀) / P₀ × 100%
対数リターン:ln(P₁/P₀) = ln(P₁) – ln(P₀)
対数リターンが好まれる理由:
・複数期間の合算が「足し算」でできる(単純リターンでは掛け算が必要)
・統計的な分析がしやすい(正規分布への近似がしやすい)
※ これは対数リターンの性質を学ぶための説明です。実際の投資分析は専門的な知識が必要です。
自然対数と連続複利
自然対数(ln)は「ネイピア数 e(≈ 2.718)」を底とする対数です。
連続複利の計算式:A = P × e^(rt)
(P:元本、r:年利率、t:年数)
これは高校数学で学ぶ指数・対数の応用で、金融工学の基礎を支える式です。
データ分析での対数変換
非常に大きな数値や、桁数が大きく異なるデータを扱うとき、対数変換(log変換)を行うことで可視化・分析がしやすくなります。
例:株価のチャートを対数スケールで表示すると、価格の「比率的な変化」が視覚的にわかりやすくなります。
まとめ
- 対数は「何乗すれば良いか」を求める——高校数学IIの必須単元
- 対数リターンは複数期間の「足し算」で合算できる便利な性質を持つ
- 自然対数(ln)と連続複利は金融工学の基礎
学習をさらに深めるために
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免責事項
本記事は教育目的の情報です。特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。運営:株式会社数強塾 / 監修:藤原進之介

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