情報Iの共通テストで「情報セキュリティ」は毎年出題される最重要単元です。しかし「用語が多くて覚えられない」「何が出るかわからない」という受験生が多い。
本記事では、情報セキュリティの頻出テーマを体系的に整理し、確実に得点できる形で解説します。
この記事で学べること:
- 情報セキュリティの3要素(CIA)
- 暗号化・認証・デジタル署名の仕組み
- マルウェアの種類と対策
本記事は、代々木ゼミナール情報科講師・藤原進之介が監修しています。
情報セキュリティの3要素(CIA)
情報セキュリティを語る上で最も重要な概念が「CIA」の3要素です。
- 機密性(Confidentiality):許可された人だけが情報にアクセスできる状態を保つ
- 完全性(Integrity):情報が改ざんされていない、正確な状態を保つ
- 可用性(Availability):必要なときに情報やシステムを利用できる状態を保つ
「情報セキュリティとは何か?」という問いの答えは「CIAの3要素を維持すること」です。
暗号化の種類——共通鍵と公開鍵
【2種類の暗号方式の比較】
共通鍵暗号方式:送信者と受信者が「同じ鍵」を使って暗号化・復号する
→ 処理が速い。鍵の配送問題(同じ鍵を安全に共有する方法)が課題
公開鍵暗号方式:「公開鍵(誰でも使える)」と「秘密鍵(自分だけが持つ)」のペアを使う
→ 鍵の配送問題を解決。処理が比較的遅い
実際のHTTPS通信は「ハイブリッド方式」——公開鍵暗号で共通鍵を安全に交換し、その後は共通鍵暗号で高速通信する。
認証とデジタル署名
認証とは「本人であることを証明すること」です。
- 知識認証:パスワード・暗証番号
- 所持認証:スマートフォン・ICカード
- 生体認証:指紋・顔認証
- 多要素認証:2種類以上を組み合わせる(最も安全)
デジタル署名は「公開鍵暗号を使って、送信者が本人であること・内容が改ざんされていないことを証明する技術」です。
マルウェアの種類と対策
- ウイルス:他のファイルに寄生して自己複製・感染する
- ワーム:ネットワークを通じて自律的に自己複製・拡散する
- トロイの木馬:有益なソフトに見せかけて侵入し、悪意ある動作をする
- ランサムウェア:データを暗号化して身代金を要求する
- スパイウェア:個人情報を収集・送信する
対策:最新のOSとソフトウェアへの更新・信頼できるソフトウェアのみインストール・定期的なバックアップ
まとめ
- 情報セキュリティの基本は「CIA」の3要素
- 暗号化は「共通鍵」と「公開鍵」の2方式、実際はハイブリッド
- マルウェアは種類と特徴・対策をセットで覚える
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免責事項
本記事は教育目的の情報です。運営:株式会社数強塾 / 監修:藤原進之介(代々木ゼミナール情報科講師)

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