「数学はどこから苦手になったのかわからない」「公式は覚えているのに問題が解けない」——数学に悩む中高生・受験生は少なくありません。
数学の苦手は、努力不足ではなく、「学習の積み上げのどこかに穴がある」ことが原因である場合がほとんどです。原因を正確に把握することが克服の第一歩です。
この記事で学べること:
- 数学が苦手になる3つの典型的な原因
- 根本から克服するための学習ステップ
- 保護者が子どもを支援するための視点
本記事は、株式会社数強塾代表・藤原進之介が監修しています。
数学が苦手になる本当の原因
原因① 基礎の「穴」が積み重なっている
数学は積み上げの教科です。中学1年の「正負の数」が理解できていないと、中学2年の「一次方程式」でつまずきます。「高校数学がわからない」原因が「中学の割合・比率」にある、ということはよくあります。
まず「どこから理解できなくなったか」を特定することが最優先です。
原因② 「わかったつもり」で進んでいる
授業やYouTubeを見て「わかった」と感じても、自分で問題を解けなければ理解できていません。「見てわかる」と「自分でできる」は別物です。「わかったつもり」のまま進むと、試験本番で点数が取れません。
原因③ 公式の「意味」を理解していない
公式を丸暗記するだけでは、問題の条件が少し変わると対応できません。「なぜその公式が成り立つか」を理解することで、応用問題にも対処できるようになります。
克服のための具体的なステップ
【数学克服の3ステップ】
STEP 1:「穴」を見つける(診断)
・教科書の章末問題を解いて、どこで詰まるかを確認する
・模試の間違いを分類し、「なぜ間違えたか」を分析する
STEP 2:「穴」を埋める(基礎固め)
・つまずいた単元を学年をさかのぼって復習する
・「なぜそうなるか」を説明できるまで理解する
STEP 3:定着させる(反復練習)
・理解した後、自力で解く練習を繰り返す
・翌日・1週間後・1ヶ月後に復習する(間隔反復)
よくある誤解——「問題量をこなせば克服できる」は間違い
よくある誤解として、「ひたすら問題を解けば数学が得意になる」と思いがちですが、基礎の「穴」を埋めないまま問題量だけ増やしても効果は薄いです。量より「理解の深さ」を優先することが重要です。
数学と金融・情報との接続
数学を学ぶモチベーションとして、金融・情報との結びつきを意識することが効果的です。
- 割合・百分率 → 利率・インフレ・PER・ROEの計算
- 確率 → 期待値・投資のリスク評価
- 数列 → 複利・ローン返済の計算
- データの分析 → 相関係数・標準偏差・回帰直線
「数学が社会でどう使われるか」を実感することが、学習意欲の持続につながります。
保護者ができること
- 「数学は才能」という固定観念を持たせない——適切な学習法で誰でも伸びる可能性がある
- どこでつまずいているかを一緒に確認する——責めずに原因を探す姿勢で
- 個別指導・家庭教師など「個別対応」を検討する——集団授業では気づかれないつまずきに対処できる
まとめ
- 数学が苦手になる主因は「基礎の穴」「わかったつもり」「公式の丸暗記」
- 克服は「穴を見つける→埋める→定着」の3ステップ
- 金融・情報との接続でモチベーションを高める
学習をさらに深めるために
計算の「なぜ」から一緒に考えたい方へ|数強塾
複利、利回り、PER、標準偏差、相関係数——これらはすべて、中学・高校数学の基礎とつながっています。「公式は覚えているのに問題が解けない」「どこから苦手になったかわからない」——その原因を正確に特定することが、前に進む第一歩です。
数強塾の個別指導は、答えを教えることより、「なぜそうなるのか」を一緒に考えることを大切にしています。
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免責事項
本記事は教育目的の情報です。運営:株式会社数強塾 / 監修:藤原進之介

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